富士フイルムビジネスイノベーション(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・ラインナップを紹介!

富士フイルムビジネスイノベーション(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・ラインナップを紹介!

本記事では、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・強みや、主な製品ラインナップとその特徴を解説!他社製品との違い、富士ゼロックスコピー機・複合機がフィットする企業も紹介していきます。

目次
  1. 1. 富士フイルムビジネスイノベーション(富士ゼロックス)とは
  2. 2. 富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・強み
    1. 2-1. デザインスタジオにも支持される高画質
    2. 2-2. 耐久性に優れる / 故障が少ない
    3. 2-3. ネットワークも活用したサポート体制
    4. 2-4. 安心のセキュリティ
  3. 3. 富士フイルム(富士ゼロックス)製品ラインナップ:A3カラー複合機
    1. 3-1. Apeos C8180 / C7580 / C6580
    2. 3-2. Apeos C7070 / C6570 / C5570 / C4570 / C3570 / C3070 / C2570
    3. 3-3. Apeos C2360 / C2060
    4. 3-4. ApeosPro C810 / C750 / C650
  4. 4. 富士フイルム(富士ゼロックス)製品ラインナップ:A4カラー複合機
    1. 4-1. Apeos C5240
    2. 4-2. Apeos C4030 / C3530
  5. 5. 富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機と他社製品の違い
    1. 5-1. 大手企業・官公庁の採用例が多い
    2. 5-2. 顧客満足度が高い
    3. 5-3. カウンター保守料金は高め
  6. 6. 富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機がおすすめの企業
  7. 7. 富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機を紹介しました

富士フイルムビジネスイノベーション(富士ゼロックス)とは

富士ゼロックスは、1962年、現代コピー機・複合機の祖となる「普通紙複写機」を日本で最初に流通させたメーカーです。もともとは、英国ランク・ゼロックス社との合弁企業として創設され、供与されたライセンスをもとにコピー機を製造。1965年のフィリピン進出以降、東南アジアを中心に販売網を拡大しています。

2020年には、ゼロックス社との技術契約が満了する2021年3月31日付けで提携終了を決定。2021年4月1日に社名を「富士フイルムビジネスイノベーション(以下、富士フイルムに省略)」へ変更し、東南アジア以外への進出を含む独自路線を歩み出しています。

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・強み

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・強み

富士フイルム(富士ゼロックス)のコピー機・複合機は、業界最古参といっていい歴史のあるメーカーならではの、さまざまな特徴・強みを持っています。

以下から、主な特徴・強みを簡単に紹介していきましょう。

デザインスタジオにも支持される高画質

色の再現性が高く、細かいフォントもクッキリ印刷できる富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機は、デザインスタジオにも支持される高画質を誇るのが特徴。
2400dpiを実現した世界初LEDプリントヘッド、業界最小粒径トナーを採用し、画像を認識して色味を自動補正するデザイン向けモデルも用意されています。

大容量データを転送する際も、画質 / パフォーマンスを維持しながら高速印刷可能。長年のノウハウを積み重ねてきた、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機ならではの強みです。

耐久性に優れる / 故障が少ない

紙詰まりなどの故障が少なく、耐久性に優れるのも、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴です。

本記事では紹介を割愛していますが、コンビニでの利用や役所での証明書発行など、不特定多数の利用を想定した特定用途向けモデルもラインナップ。こうした展開が可能なのも、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機に「オフィスの利用で培われた基本的な耐久性」が備わっているからです。

ネットワークも活用したサポート体制

サポート体制が充実しているのも、老舗のコピー機・複合機メーカーである富士フイルム(富士ゼロックス)の強み。

一般的な保守サービスや本体でのヘルプ検索以外にも、サーバへの設定情報バックアップ、インターネット経由での見守りサービスなど、ネットワークを活用したサポートも提供。タイムリーなサービスを受けられる環境が整えられています。

安心のセキュリティ

ネットワークに接続されたコピー機・複合機に、セキュリティ面での不安を感じる担当者の方は少なくないでしょう。しかし、富士フイルム(富士ゼロックス)であればセキュリティ対策も万全です。

本体でのユーザー認証、ユーザー別機能制限、印刷ユーザーの追跡などで不正利用をシャットアウト。盗聴やデータ改ざん、不正アクセスからデータを守る仕組みも搭載されています。

富士フイルム(富士ゼロックス)製品ラインナップ:A3カラー複合機

特徴・強みを把握できたところで、機種選択に迷っている方に向け、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の製品ラインナップを紹介していきましょう。

まずは、オフィスの主力ともいえる、A3対応カラーコピー機・複合機です。

Apeos C8180 / C7580 / C6580

Apeos C8180 / C7580 / C6580

画像出典:富士フイルム(富士ゼロックス)

オフィスのさまざまなニーズに対応するフラッグシップモデル

「Apeos C8180 / C7580 / C6580」は、高速・大量印刷と高画質を両立させた、中〜大規模オフィス向けフラッグシップカラーコピー機・複合機です。A4ヨコで毎分65枚〜81枚を実現するほか、ハガキから330 × 1300mmまでのさまざまな用紙に対応。チラシ、名刺、ポスターなどの制作を含め、オフィスの多彩なニーズに高次元で対応可能です。

 

印刷

速度

コピー

プリント

FAX

スキャン

自動両面

原稿送り

標準価格

Apeos

C8180

81枚 /

オプション

6,282,100円

Apeoe

 C7580

75枚 /

 分

オプション

5,819,000円

Apeos

 C6580

65枚 /

オプション

5,166,700円

・Apeos C8180 / C7580 / C6580の本体サイズ:W700 × D793 × H1154mm

Apeos C7070 / C6570 / C5570 / C4570 / C3570 / C3070 / C2570

C7070 C6570 C55 C4570 C3570 C3070 C2570

画像出典:富士フイルム(富士ゼロックス)

文書管理・共有に優れたオフィス向けスタンダードモデル

「Apeos C7070 / C6570 / C5570 / C4570 / C3570 / C3070 / C2570」は、オフィス向けコピー機・複合機のスタンダードモデルです。ハガキからA3、最大320 × 1200mmまでの印刷に対応。A4ヨコ毎分25枚〜70枚、コピー・プリントのみモデルからFAX / スキャン標準装備モデルまでの幅広いラインナップを用意。

小規模~大規模オフィスのさまざまなニーズに対応します。オプションの「業務別らくらくスキャン」を活用すれば、文書の電子化・保存・検索も実現できます。

 

印刷

速度

コピー

プリント

FAX

スキャン

自動両面

原稿送り

標準価格

Apeos

 C7070

(PFS-C)

70枚

 / 分

5,254,700円

Apeoe

 C6570

(PFS-C)

65枚

 / 分

4,953,300円

Apeos

 C5570

(PFS)

55枚

 / 分

3,674,000円

Apeos

C4570

(PFS)

45枚

 / 分

3,235,100円

Apeos

 C3570

(P)

35枚

 / 分

オプション

オプション

オプション

2,043,800円

Apeos

C3070

(PFS)

30枚

/ 分

2,482,700円

Apeos

C3070

(P)

30枚

/ 分

オプション

オプション

オプション

1,730,300円

Apeos

 C2570

(PFS)

25枚

 / 分

2,382,600円

Apeos

 C2570

(P)

25枚

 / 分

オプション

オプション

オプション

1,630,200円

・Apeos C7070 / C6570 / C5570 / C4570 / C3570 / C3070 / C2570の本体サイズ:W620 × D790 × H1169mm

Apeos C2360 / C2060

Apeos C2360 / C2060

画像出典:富士フイルム(富士ゼロックス)

ミドル・スモールオフィス向けコンパクトモデル

「Apeos C2360 / C2060」は、ハガキからA3までのコピー・プリントに対応する、コンパクトな小〜中規模オフィス向けコピー機・複合機です。

ニーズにあわせて給紙トレイを1 / 2 / 4つから選択でき、スペースに余裕のないスモールオフィスにもジャストフィット。A4ヨコ毎分20枚〜23枚の印刷スピードも確保しており、画質を含めた基本性能に妥協のない、富士フイルムならではの製品です。

 

印刷

速度

コピー

プリント

FAX

スキャン

自動両面

原稿送り

標準価格

Apeos

C2360

(4段トレイ)

23枚

/ 分

1,881,000円

Apeoe

C2360

(2段トレイ)

23枚

 / 分

1,730,300円

Apeos

 C2360

(1段トレイ)

23枚

 / 分

1,618,100円

Apeos

 C2060

(PFS

1段トレイ)

20枚

/ 分

1,430,000円

Apeos

 C2060

(1断トレイ)

20枚

 / 分

オプション

オプション

オプション

991,100円

・Apeos C2360 / C2060の本体サイズ:W590 × D659 × H689〜1122mm

ApeosPro C810 / C750 / C650

ApeosPro C810 / C750 / C650

画像出典:富士フイルム(富士ゼロックス)

デザインワークにも対応する高画質万能モデル

「ApeosPro C810 / C750 / C650」は、デザインスタジオのニーズにも高次元で対応する、高画質万能型コピー機・複合機です。

ハガキから330 × 1300mmの長尺用紙までの多彩なサイズ、紙厚のコピー・プリントに対応し、ポスター / POPなど、さまざまなクリエイティブを制作可能。2400 × 2400dpiのLEDプリントヘッド、自動色補正「GP Controller」による高画質と、オフィスでの使い勝手を両立させたプロダクションモデルです。

 

印刷

速度

コピー

プリント

FAX

スキャン

自動両面

原稿送り

標準価格

ApeosPro

 C810

81ページ

 / 分(A4)

オプション

6,458,100円

ApeoePro

 C750

75ページ

/ 分(A4)

オプション

5,893,800円

ApeosPro

 C650

65ページ

 / 分(A4)

オプション

5,178,800円

・ApeosPro C810 / C750 / C650の本体サイズ:W780 × D793 × H1154mm

富士フイルム(富士ゼロックス)製品ラインナップ:A4カラー複合機

A4までのコピー機・複合機を探している方に向け、A4ハイパフォーマンスモデル、スタンダードモデルも紹介していきます。

Apeos C5240

Apeos C5240

画像出典:富士フイルム(富士ゼロックス)

多彩なニーズに対応するA4ハイパフォーマンスモデル

「Apeos C5240」は、コピー / プリント / FAX / スキャン機能を統合したスモールオフィス向けA4コピー機・複合機のハイパフォーマンスモデルです。

コンパクトながら、毎分52枚の高速印刷に対応し、4段給紙トレイを追加した大量出力も可能。通常タイプの「PFS」および、部署 / 個人ごとに出力トレイを切り替えられる「4ビン出力装置」取り付けに対応した「PFS-EX」が用意されています。

 

印刷

速度

コピー

プリント

FAX

スキャン

自動両面

原稿送り

標準価格

Apeos

 C5240

(PFS-EX)

52枚

 / 分

1,216,600円

Apeoe

 C5240

(PFS)

52枚

/ 分

1,216,600円

・Apeos C5240(PFS-EX)の本体サイズ:W470 × D503 × H844mm
・Apeos C5240(PFS)の本体サイズ:W470 × D503 × H644mm

Apeos C4030 / C3530

Apeos C4030 / C3530

画像出典:富士フイルム(富士ゼロックス)

A4カラーコピー機・複合機のスタンダード

「Apeos C4030 / C3530」は、コピー / プリント / FAX / スキャン機能を統合したスモールオフィス向けA4コピー機・複合機のスタンダードモデルです。コンパクトながらも自動両面原稿送りにも対応し、毎分40枚のC4030、毎分35枚のC3530を選択可能。厚紙や封筒印刷にも対応するため、販促品の制作も可能。オプションで給紙トレイも追加できます。

 

印刷

速度

コピー

プリント

FAX

スキャン

自動両面

原稿送り

標準価格

Apeos

 C4030

40枚

/ 分

940,500円

Apeoe

 C3530

35枚

 / 分

752,400円

・Apeos C4030 / C3530の本体サイズ:W470 × D500 × H582mm

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機と他社製品の違い

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機と他社製品の違い

ここまでで、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・強みを解説するとともに、主要製品ラインナップを紹介してきました。しかし「他社との違いが気になる」という方も少なくないはず。

そこで以下からは、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機が他社とどう違うのか?市場における立ち位置を紹介していきましょう。

大手企業・官公庁の採用例が多い

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機は、他社と比べて大手企業・官公庁の採用例が多い傾向にあります。

これは、日本最古参のメーカーとして、富士ゼロックス時代から市場にコピー機を供給してきたこと。高品質・高耐久性に優れる分、他社製に比べて富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の価格が高いこと。2つの要因が考えられます。

潤沢な予算があり、価格よりも品質を重視する規模の大きな組織に、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機が支持される傾向があります。

顧客満足度が高い

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の品質は、顧客満足度にも現われています。アメリカを拠点とするコンサルティング会社、J.D. パワーが2022年に実施した調査で、「ラージ&ミドルオフィス市場」「スモールオフィス市場」の両方で顧客満足度第1位を獲得しました。

富士フイルム(富士ゼロックス)を選んだ企業は、規模を問わず製品に満足していることがうかがえます。

カウンター保守料金は高め

コピー機・複合機導入時に欠かせない保守契約がカウンター保守契約。富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機のカウンター保守料金は、他社製品の水準と比べても高めです。

たとえば、モノクロ1枚1円〜1.2円程度、カラー1枚10円〜15円程度が一般的な相場ですが、富士フイルム(富士ゼロックス)は相場の上限を上回ることも。トナー / 定期メンテナンス / 故障対応を含むカウンター保守料金は、高品質 / 高画質とトレードオフの関係になりやすいため、仕方がない面もあるでしょう。

ただし、カウンター保守料金は販売代理店によって大きく変わります。大量印刷が前提であれば交渉次第で好条件を獲得できる場合もあります。富士フイルム(富士ゼロックス)に限らず、コピー機・複写機導入時は、複数の代理店に相見積もりを依頼するのがおすすめです。

▼関連記事

複合機・コピー機のリース相場を詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

複合機・コピー機のリース料金相場|リースの仕組み・ランニングコストも解説!

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機がおすすめの企業

最後に、ここまでのまとめとして、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機がおすすめなのはどのような企業なのか?具体例を挙げておきましょう。

  • 価格よりも高画質 / 高品質にこだわりたい企業
    ・コピー機・複合機の耐久性を重視したい企業
    ・保守 / メンテナンス体制を重視したい企業

逆に、品質よりも価格、ランニングコストを気にする企業に、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機は向いていません。

富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機を紹介しました

本記事では、富士フイルム(富士ゼロックス)コピー機・複合機の特徴・強みや、主な製品ラインナップとその特徴を解説。さらに富士ゼロックスコピー機・複合機と他社製品との違い、富士ゼロックスコピー機・複合機がフィットする企業も紹介してきました。

オフィスの必需品でありながら、どのメーカーも見た目があまり変わらないコピー機・複合機は、選ぶのに迷ってしまいがちな製品です。ただし、じっくりと比較していけば、メーカーごとに異なる特徴・強みが見えてくるでしょう。富士フイルム(富士ゼロックス)にフォーカスした本記事も参考に、自社に最適なメーカーを見つけてください。